「21世紀アートボーダレス展 煌星」出展&受賞 

国立新美術館(六本木)にて開催されました 『21世紀アートボーダレス展 2022 煌星 KIRABOSHI』に 、Art Team HANATABA 20名が初出展しました。  
 


今回Art Team HANATABAの代表としてだけではなく、押し花クリエイターとして作品の出展をしました。 
 
私の一貫した作品テーマでもある「桜」シリーズの3作品です。

なおポスターデザインにも作品起用いただきました。ポスター右上の桜は私の作品です。



2010年に我が家の慶び事の際にいただいた「啓翁桜」その透き通った美しいピンクの色と、あっという間に散るはかなさに魅かれて、毎年桜の季節を楽しみにしていました。少しずつ押しては作品にしていきました。どうしても大きい作品を作りたい時に、我が家の桜では足りず、友人宅の桜を分けていただいたこともあります。ただただ好きなのと、桜の花を押し花にすることへの追求心でした。 
 
2020年春はコロナウイルスの影響で、卒業式や入学式入社式はもとより結婚式などお祝い事も延期や中止、お花見もできず「おめでとう」という言葉もはばかられるようなシーンとした寂しく混乱した春でした。 
そんな時「2020年の桜の花が欲しい」というお声をいくつもいただきました。外に出られなくても、お祝いの席を開けなくても、卒業や入学、就職や結婚などお1人お1人にとっての節目の春を何かの形で残したい、二度と出会えない今年の桜だから意味があるとのお話しでした。晴れやかな写真すら残せない代わりに、今年の桜を残しておきたいとのお気持ちに涙が出ました。 
 
私が押し花クリエイターとして活動する意味がここにあると実感しました。 
1輪に込められた思いを大切に残すことで、通り過ぎた時間の愛おしさが見えます。来年また同じ花に出合っても、目の前にある花とは別の花。今ある一瞬を切り取って残せる押し花は、見える時間のアートです。 

今回の初出展ではチームへの過分な評価をいただくとともに、  

個人として『参議院議員 北村賞』を受賞しました。  
 

ご来場いただいたみなさま、応援くださったみなさま、ボーダレス展関係各所のみなさま、他にも本当にたくさんの方々にお力添えをいただき、温かい気持ちやお声をかけていただき、深く御礼申し上げます。   
これからも見守り、応援いただけますようよろしくお願いいたします。

  


 

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21世紀アートボーダレス展 煌星 KIRABOSHI ⁡  

国立新美術館展示室 1A・1B  
2022年12月1日(木)〜10日(土)  
休館日:12月6日(火)  
10:00〜18:00(入場は17:30まで)   
入場無料  

美術館住所 
〒106-8558 
東京都港区六本木7-22-2  
 
Produced by New York Art